« 2014年・ボイトレ診断!(10項目) | トップページ | 曲にあわせて声質を変えてみよう! »

2014年1月 4日 (土)

歌が上手になりたいなら『ノートとペン』を用意しましょう

Photo

こんにちは、ボイストレーナーの高岡です。


『発声フォームが綺麗』なのと
『歌が上手に歌える』のは違います。


声がきれいな人が、必ずしも歌が上手だとは限らないからです。

逆に、声が普通でもやたら歌に雰囲気がある人もいます。


もちろん声質も重要ですが、歌を上手に歌うのは
また別の技術だからです。


今回は『ノートとペン』を使った

『歌を上手に歌う』

方法について紹介します。



■曲の印象を書く!


まずは、その曲が自分にとってどんな印象の曲であるかを
ノートに書きます。


『楽しい曲』
『暗い曲』

とか、もうちょっと細かく言うと

『切ないけど元気になれる曲』

とか、その程度で十分です。


これが、あなたが曲から得た感情です。


そして、この感情を聴き手に伝えることができれば、
あなたのボーカリストとしてのミッションは達成です。


■曲の場面ごとの印象を書く

たとえば、下記のような感じです。

Aメロ
静かでぼそぼそしゃべっている感じ

Bメロ
恋人と会えない切なさで気持ちが強くなる

サビ
抑えきれない思いが溢れ出た


こんな感じです。

文章だけで見ると、この曲はだんだん気持ちが
盛り上がっている感じがしますね。


これがこの曲の『起承転結』のダイナミクスです。

この3セクションを自分の書きだした印象に合わせて、
歌い方に抑揚をつけます。


多くの人は細かい表現より、オーバーな演出を好みますので、

・サビで盛り上がる
・その他はサビへの導入としてメリハリをつける

というはっきりした演出をつけることで、
聴き手に伝わりやすい歌になります。


■歌詞からシチュエーションを想像する


歌詞を見ながら、その人のシチュエーションを想定し、
より感情を込めやすくします。


例えば
・年齢
・学生か社会人か
・恋人はいるか、別れてしまったか
・その日の天気は?
とか、単純なことでいいんです。


嘘でもいいので、これを明確にしてイメージしながら歌うことで、
よりリアルに気持ちが込められるようになります。

自分の過去の出来事とこじつけてしまってもOKです!


■自分の歌の印象・課題を書き出す!


ここまで整理し終わったら、実際に歌を組み立ててみて、
歌った内容を録音します。

録音を聞き直しながら、その印象と課題を書き出します。


注目するポイントは

・自分の書きだした印象通りの歌い方、
抑揚になっているか?
・変な発音、聞き取りづらいところはないか?
・気持ちがこもっているか?雰囲気を感じるか?

上記を基準にチェックをして、気になるところは
再度録音して納得いくまで繰り返します。
ここまでくれば、自分の歌の良い所も少しずつ見えてくるはずです。


■まとめ


歌を歌っている時というのは、案外やっている事を
客観的に判断できません。


録音して聴いたり文字として記したりすることで、
自分が何をしていて、どのような印象を与えているかが
はっきり見えてきます。


『ノートとペン』

だけで、これだけのことが見えてくるのです。




今回紹介したのは、いわば『演出』という作業です。


ボーカルは『演者』
曲は『脚本』


ここに、監督という『演出家』が加わることで、
あなたの表現ははじめて観客にも理解できる内容になります。


歌が上手になるということは、
つまり『伝わる』ということではないでしょうか?


もっと具体的にボイトレについて学んでみたい方は

録音ボーカルカウンセリング

にいらしてくださいね☆


« 2014年・ボイトレ診断!(10項目) | トップページ | 曲にあわせて声質を変えてみよう! »

中級編!効果的なボイトレ」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

レコーディング・   ボイストレーニング教室


  • 録音ボイストレーニング教室

新サービス

  • 都内最安のレコーディング
    『やすろく』

    やすろく 業界最安の東京都杉並区ホームレコーディングスタジオ

著作書籍

  • リットーミュージック出版にて、CUBASEの書籍を執筆させていただきました。

サイト内検索

音楽サークル『Film Records』

  • 音楽サークル『Film Records』

/

///

likebox