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2013年10月18日 (金)

歌にも役立つ『5W1H』

5w1h

こんにちは、ボイストレーナーの高岡です。


歌を歌うとき、

『曲をどのように解釈するか』

『どのような心持ちで歌うのか』


これらは内容に大きく影響します。


歌唱におけるテクニックとは、
それらを分かりやすく伝えるための『ツール』にすぎません。

良いツールを持っていても、作品を良く仕上げられるかは
使い手次第であり、そここそが表現者としての資質であると考えられます。


今回は、楽曲の解釈に有効な

『5W1H』

についてお話しします。



■『5W1H』とは?


『5W1H』とは、日本では、
教育現場で国語や英語の文法の指導に使われる主な法則です。


Who(誰が)

What(何を)

When(いつ)

Where(どこで)

Why(なぜ)


How(どのように)


これを略したのが『5W1H』です。


楽曲の歌詞解釈を行う際に、この法則に当てはめて解釈を行い、
そこから文脈に沿った歌唱表現を導き出す事ができます。


原曲の歌をただ真似するのは『コピー』にすぎませんが、
この作業は、『表現にいたる過程』を学ぶ作業です。


例えば『楽しい』という表現一つとっても、
飛び上がって楽しさを表現する人も入れば、
そっと微笑むだけの人もいます。


この作業により、曲に自分なりの解釈を加える事ができ、
結果として『自分らしさ』を表現する事につながります。


■歌唱表現の基本原理


私は歌唱表現を、以下ように分類します。


・どのような感情か?(喜怒哀楽)

・どのくらいの感情の大きさか?
(ちょっと腹が立つ〜激怒している、など)

・どんな種類の感情であるか?
(うらやましい、妬ましい、憧れている)


これをXYの座標の上でとらえるように、バランスを取って適切な表現を決定します。


人間の感情は、純粋である事はほとんどありません。


・怒っているけど少し悲しい

・妬ましく怒り・恨みがあるが、
その裏に尊敬が隠れている


など、それこそ色彩のように無限な感情がひしめき合っています。


これをどれだけ忠実に、奥行きを出して表現できるかどうかが、
表現者としての実力と定義できます。


■ボイストレーニングは、表現の道具を鍛える作業


その中で、ボイストレーニングは、その多くの時間を『基礎』に費やします。

それは、表現に関係のない話に感じますが、基礎は何より表現の上で大事な要素です。


頭の中で何かをイメージしたとき、それを想像通りに
再現できるクリエイターはほとんどいません。

その『見えない何か』をつかむために、
多くの人が膨大な時間を費やして試行錯誤を繰り返しています。


歌で表現を志す人間は、

『自分の声を変幻自在に変化できる』

ように、日々その姿を変え続ける必要があるのです。


■まとめ


現代は、『画一化』の時代です。

コンビニでも、音楽でも、食い物屋でも、どんな事もパターン化され
すぐにコピーされ量産されてしまう時代です。


人から得た多くの情報より、自分が経験から得た
『リアルな一つの事実』の方が価値のある時代です。


情報から答えを出すのは簡単ですが、逆に言うとそれは
誰にでも出来る事、価値のない事です。

日々の鍛錬の中で、自分で悩み苦しみ抜いて勝ち得た表現は、
間違いなく誰にも真似の出来ない唯一無二の個性になりますよ☆


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