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2013年7月21日 (日)

「風立ちぬ」ジブリとユーミンの魔法

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こんにちは、ボイストレーナーの高岡です。

 

7月20日、公開日にジブリ最新作『風立ちぬ』を観てきました。

 

もしや宮崎駿さんの最後の作品になるかもしれないというのもあって、 

公開直後の会場の熱を確かめたいというのもあって公開日に見に行く事にしました。

 

ストーリーに関しては割愛させていただきますが、昭和初期をモチーフとしていることもあり、久石譲さんの音楽も普段の壮大で可憐なそれではなく、どこかなつかしく温かいサウンドであったのが印象的でした。

宮崎駿さんの映画は、短編集のようだといつも感じます。

描きたい風景・シーンがあって、それをストーリーのつじつまが合うように並べ、

一つの物語として成立するように世界観や登場人物を構築する。

 

彼の映画のシーン一つ一つにまぶしい魅力を感じるのは、ストーリー全体でなく、

その都度ワンシーンに全力を注いでいるからだとおもいます。

 

そしてこれは、音楽におけるアルバム制作に似ていると思いました。

曲としての良さと、アルバムとしてのストーリー性。

 

そして、今回主題歌に抜擢されたのが、松任谷由実さんの初期の楽曲『ひこうき雲』

正確には『荒井由実』名義の時代の曲となります。

 

彼女自身が環境の中で経験した『死』を題材に、高校生の終わりに作った楽曲。

洗練された詩世界と、シンプルに力強いテイクは、未完成で危うげな歌唱スタイルは

彼女でさえ二度と再現できない思春期の産物である事が分かります。

 

 

白い坂道が 空まで続いていた

ゆらゆらかげろうが あの子を包む

誰も気づかず ただひとり

あの子は 昇っていく

何もおそれない そして舞い上がる

 

空に 憧れて 空を かけてゆく

あの子の命は ひこうき雲

 

 

 

この曲は夭折(若くして死ぬ事)についてうたわれており、それは映画のテーマでもあります。

そして『ラブソング』であると本人が明言しています。

聴けば聴くほど深く味わい深い、日本の音楽の良さが凝縮されたような音楽です。

 

歌を歌う人間にとって歌唱力と同じくらい大事なのが『感受性』だと私は思います。

積み重なり組合わさった大きな才能は、あなたの感受性に大きな刺激を与えてくれるかもしれません。

 

ジブリ最新作『風立ちぬ』

華やかではありませんが、非常に味わい深い良い映画です。

是非一度、スクリーンでご覧になってくださいね。

 

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ギター講師・ボイストレーナー

高岡 兼時(タカオカ ケンジ)

 

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