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2013年5月25日 (土)

『腹筋・背筋の筋トレ』 って歌に関係あんの? → ないです。

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こんにちは、ボイストレーナーの高岡です。


僕は歌のために、筋トレとか一切しないのですが、ボイストレーナーには
腹筋背筋などをメニューで行う先生もいらっしゃいます。


「腹式=腹筋・背筋=鍛える」


間違いではないのですが、ハッキリ言って効果ないと思います。

僕はいっさいやってないガタイも良くないですけど、
声でないなんて思ったことないです。


今回は歌に必要な筋肉とその関係性について説明します。



■発声に必要な筋肉


発声に主に必要なのは、肺をコントロールする腹筋背筋、
喉をコントロールする筋肉が少しです。

しかし、主に使うのは筋トレで得られる表面上の筋肉ではなく、
いわゆる「インナーマッスル」と呼ばれる筋肉です。


これは、筋トレではなく、肺を激しく動かしたりすることで
鍛えられるもので、まったくの別物です。

腹筋が割れたところで、歌の内容はてんで変わりませんw


■筋肉を使ってすること


発声では、肺と声帯をコントロールするのに筋肉を使います。


僕のトレーニングでは、

「肺をコントロールする」

「声帯をコントロールする」

という項目に分けて、必要な筋肉を鍛えます。


鍛えるだけでなく、どのように扱うかを理解して
初めて効果があると考えています。


■鍛えては行けない筋肉。


ずばり、首です。


首が太くなると、声帯を圧迫してしまい、

声が細くなり発声が息苦しくなります。


お相撲さんや太っている人が声が高くなりやすいのは、
贅肉や筋肉で声帯を圧迫し、細く保ってしまうためです。

プロレスラーさんも首を鍛えてしまうので、
声が出しにくそうにしている人が非常に多いですね。


シンガーさんで声が太いプロの方はおられないのもそういうわけです。


■まとめ。

もちろん長時間歌うには体力も必要ですし、
歌って踊るなら腹筋背筋もないと到底まともには歌えません。


そういった目的には有効ですが、少なくとも

『良い声を出したい』という目的に対して

有効な方法では絶対にないと断言できます。


その時間を使って、『腹筋背筋を使った発声方法』を
身につける方がよほど有意義です。

どうしても筋トレしないと気がすまない方は、
筋肉の使い方を正しく習得してから行うようにしましょう。


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