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2013年5月24日 (金)

「上手な歌」=「良い歌」ではない!

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こんにちは、ボイストレーナーの高岡です。


あなたは何のために、歌の練習をするんですか?

歌が上手になりたいから。


では、なんで歌が上手になりたいんですか?

ほめられたいからですか?
メジャーデビューしたいからですか?


こうやって聞いてみると、あんがいみんな
なんとなくボイトレをしてたりします。

せっかく技術が手に入っても、
それがセンスよく使われなければ「猫に小判」です。


今回は、プロでさえ陥りがちな注意点についてお話しします。



■上手になることの弊害


私が好きな、米米クラブのエピソードがあります。


全国ツアーの中で、カールスモーキー石井さんはバンドメンバーに
「上手になりすぎるな」
と指示していたという話です。


彼らは、デビュー当初はコミックバンド的な要素が強く
「ふざけたバンド」
というキャラクターに
「ちょっと下手な演奏」
というのは重要な要素だということを自覚していた、ということです。


ヒット曲をベテランシンガーが上手すぎて台無しにしてしまうように。

若手のバンドが上手になってつまらなくなるように。


テクニックや技術というのは、あくまでツールの一つでしかなく、
使う人によって宝の持ち腐れどころか、音楽を台無しにしてしまいます。

技術だけでなく、常に感性も磨き続けなければ意味がありません。


■表現者であること


歌を歌うということは「表現」であるということを、
常に意識していないと、「良い歌」は歌えません。


そのためには、楽曲がどんな表情を持っていて、
それに対して自分がどのように向き合うか。

どう自分を表現するのか、をしっかりと理解して歌うことで、
良い音楽として自分を伝える事ができるのだと思います。


■「歌が上手になること」とは?


自分の表現力をつかって「音楽をより良いもの」にできること。

それこそが「上手な歌」

正しいボーカリストのありかたではないでしょうか?


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